こんにちは!わかばダイバーです!
今回はレスキューダイバーコースに参加した時に行った実技や感想について語っていこうと思います。
・レスキューダイバーコースって何をするの?
・実際に人助けするの?
・レスキューダイバーってハードル高そう
・レスキューなんて難しそう…
レスキューダイバー(RD)と聞くとハードルがすごく高いように感じますが、ダイビングをより楽しむためには受講して損はないと思いました!
レスキューダイバーコースを受けようか悩んでいる方は是非ご覧ください!
ダイビングの始め方はこちらで解説してます↓
レスキューダイバーを勧める理由
レスキューダイバー(RD)と聞くと
・人助けできる人が受講するもの
・人助けなんて私には無理…
・趣味でやるならアドバンス(AOW)で十分
と思っている方が多いと思います。
確かに人助けと聞くと難しそうに感じますよね
さらに最大潜行水深はアドバンス(AOW)とレスキュー(RD)は変わらず30mのままです。
行けるダイビングポイントがすごく増える訳でもありません。
それでも私がレスキューダイバーを勧める理由は
ダイビングと安全管理は切っても切れない関係。人助けだけでなく、自分の安全管理(自助)のスキルを磨くことはダイビングにおいて大切なことであり、ダイビングへの理解がより深まる思うからです。
「レスキュー=人助け」とイメージしやすいですが、基本は自分の安全管理から始まります。
自身の安全管理が出来ていないと他者を助けることは難しいです。
ダイビングを続けていくと、いずれ自他問わずトラブルに出会ってしまうことがあると思います。
マスク、レギュレーターが外れるなどの小さいトラブルから、遭難や残圧切れ、パニックなどの大きなトラブルにあうこともあるでしょう。
その対処法を知っておくだけでダイビングに対するストレスが軽減できると思います。
今後ダイビングを続けていく中で、自分が事故者にならないために、又は万が一の時に対処が出来るようになるためにレスキューダイバーコースはオススメできるコースだと思います!
レスキューダイバーコースにオススメな方は
・もっとダイビングを楽しみたい人
・今後も長くダイビングをやっていきたい方
・自分と相手(バディ)が安全に楽しくダイビングできるようになりたい方
・ダイビングのプロを目指している方
レスキューダイバーコースへ申し込み
ダイビングライセンス、アドバンスオープンウォーターライセンスと同様にダイビングショップにライセンスコースの申し込みを行います。
ダイビングライセンスを申し込むのは普段から行っているダイビングショップにしましょう。
インストラクターが皆さんの技術レベルや得意、不得意とするものを把握しておいた方がより良い実習になると思います。
もし行きつけのショップがない方は、一度お世話になったショップやレビューの評価が高いショップを選びましょう。
しばらくすると自宅に教材が届きます。
届く教材は、テキスト、DVD、レスキューフローチャートシートです。
テキストとDVDの内容は海洋実習と学科試験で必要となるので必ず事前学習をしておきましょう!
最低でも各章の最後にある問題集はやっておきましょう!
海洋実習1日目(セルフレスキュー、水面・水中のレスキューなど)
いよいよ海洋実習当日です。
ここからは実際にレスキューダイバーコースで行ったことを説明していきます。
海洋実習1日目はセルフレスキュー、水中・水面でのレスキューの練習を行いました。
セルフレスキュー
セルフレスキューとは自身をトラブルから守ることです。
具体的には機材チェック、一人で機材を背負うやり方、マスククリア、レギュレーターリカバリー、足がつった時の対処などを行いました。
レスキューの基本となる、自身の安全管理の再確認ですね
マスククリアやレギュレーターリカバリーは普段のダイビングでは行う機会が少ないです。
いざと言うとき冷静に対処できるように振り返るいい機会でした。
水面・水中でのレスキュー
レスキュー行動も本格的なものをやっていきます。
テキストで勉強した水面・水中でのレスキュー法をインストラクターと共に行なっていきます。
具体的には、事故者の意識確認、気道の確保、事故者と共に浮上、陸上までの引き上げなど
水中で自由が効かない中でのレスキューは結構大変でした。
テキストでは分からないこともあり、実際にやってみないとレスキューの感覚は掴めないですね…
気道の確保や事故者と共に安全浮上など慣れない行動は結構疲れる…
海洋実習2日目(シュミレーション演習)
海洋実習2日目は1日目で練習した水面・水中レスキューをもとに事故のシュミレーションのを行いました。
ショップによってシュミレーションの内容は違うと思いますが、私の行ったショップでは陸で休息中に他のダイバーからバディ捜索を依頼され、事故者の発見から救助までを行いました。
水面に浮いている事故者の発見→ダイビング装備の装着→水面移動→事故者の意識、呼吸の確認→救急の要請→陸上まで引き上げ
までを一連の流れとしてシュミレーションを行いました。
インストラクターから伝えられた制限時間は8分。
1日目でやったことを思い出し、なんとか制限時間内にこなすことが出来ました。
制限時間だけでなく、手順や気道確保がしっかりと出来ているかも合格基準になっていたので落ち着いて行うことが大切です。
学科試験
ライセンスコース最後には学科試験があります。
ダイビングライセンス取得している方ならお馴染みの試験です。
テキストで勉強したこと、実際に海で行なったことをもとに解いていきましょう。難しくありません。
レスキューダイバーコースの感想
これまで説明したことを行い、レスキューダイバーになることが出来ました!
感想としては自分一人で一人の事故者を助けることは無理だと思いました。
自分一人で事故者の救助から救急要請までなんてまず出来ません。
より多くの人で救助した方が助かる確率も上がります。
レスキュー活動をする上で大切なのは自分の安全と人を呼ぶことです。
人を助ける際に自分が事故者になってはいけません。
安全にレスキューできる状況か判断してからレスキューを行うことが大切だと感じました。
自分のダイビングスキルを磨きたい方は是非レスキューダイバーコースを受講してはいかがでしょうか。
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