「ダイビングにルールってあるの?」
「ダイビングの楽しさは分かったけど、トラブルもあるでしょ?」
「ダイビングを安全に出来るように気をつける事は?」
「サメに襲われたりしないの?」
そんな皆さんの疑問にお答えします。
ダイビングにも他のスポーツと同じくルールが存在します。今回はそのダイビングのルールについて解説して行きましょう!
ダイビングをする上で大切なことをお伝えしますので、是非最後まで読んで下さい。
この記事を読めば
・ダイビングのルールが分かる
・ダイビングをする上での注意点が分かる
・安全にダイビングが出来る知識が分かる
それではいきましょう!
ダイビングを始める前に理解しておきたいルール
海に潜む危険
ルール1. ダイビングはチームスポーツ
ルール2. ダイビングは自然が相手。安全管理は確実に
ルール3. 海洋環境に不用意に触れてはいけない
まとめ:安全の上に楽しさがある
海に潜む危険
海の危険と聞いてまず思い浮かべるのが「呼吸できなくなったらどうしよう」「サメに襲われる」などと色々あると思います。
海、ダイビングでは、トラブルに巻き込まれるリスクは存在します。
「ダイビングは100%安全で楽しいスポーツですよ」と言っている人は危ないです。
どんなにダイビングを経験しているダイバーでもトラブルに巻き込まれる事はあります。
良いダイバーとは基本的なダイビングのルールを守り、トラブルに合うリスクを下げつつ、仮にトラブルに巻き込まれてもしっかりと対処出来るダイバーだと思います。
ダイビングライセンスを取得する際に必ず行う事がトラブルの対処法です。
それほど重要な項目なので後述するトラブルを避けるルールをしっかり守って安全に楽しくダイビングしていきましょう!
ルール1. ダイビングはチームスポーツ
ダイビングを1人で行う事はありません。
ダイビングする時には必ずインストラクターや一緒に潜るお客さんが居るはずです。
セルフダイビングと言った1人で潜れるダイビングもありますが、安全管理と海の知識が十分にあるプロダイバーが行う事なのでここでは割愛します。
ダイビングはバディという2人1組で行うのが基本です。
ショップの混雑具合によっては3人1組など、人数に違いはありますが1人で潜る事はありません。
なぜバディを組むのかというと安全管理を互いに行えるようにする為です。
例を挙げると
・潜水前に機材トラブルが無いか、装備し忘れている機材は無いか互いに確認し合う
・潜水中、互いが位置を把握しておき、海中で逸れないようにする
・機材トラブルに逸早く気付く事が出来る
・潜水中、仮に機材トラブルがあった際にはバディと協力してトラブルに対処する
・酸素タンクがエア切れしてしまった場合にバディのエアを貰う事が出来る
・減圧症になるリスクを下げられる
万が一の時にバディがいる事でトラブルに対処が可能な為、ダイビングは2人1組みで行う事が基本です。
その為、ダイビング中はバディと離れ過ぎず、海の世界を探索する事が大切です。
インストラクターから離れすぎたり、バディを置き去りにしてのダイビングは貴方もバディも危険に晒す事になるので止めましょう。
チームで動くことによって安全にダイビングを行う上で最も大切な「減圧症」の予防にも繋がります。
「減圧症」については後日詳しく解説します。
ルール2. ダイビングは自然が相手。安全管理を確実に
ダイビングの舞台となる海、そこに住む海洋生物、風向きや風の強さ
これらは全て自然です。
自然との向き合い方を間違えると命の危険に繋がります。
これはダイビングだけでなく、登山や釣りなどのレジャーにも同じ事が言えます。
荒れている海での無理なダイビングは絶対に避けましょう。
何が起きるか分からないのが自然です。ダイビングは楽しいスポーツですが、安全管理、リスク回避をしっかりと行って安全にダイビングを行う事が大前提になります。
しかし、どんなに安全管理を行っても自然相手ではトラブルが起きてしまう物です。
そのためにも先述したバディと一緒に行動して対処する事が大切なのです。
ルール3. 海洋環境に不用意に触れてはいけない
ダイビング中は海洋生物に触ったり、海上にまで持ち帰ったり、海洋環境に不用意に触る事は禁止されています。
ダイビング中にウニや伊勢海老を見つけて持ち帰る事は密猟になり罰せられます。
ですが、ダイビング中、写真撮影のため岩を掴んで体を安定させるぐらいなら問題ありません。
海洋生物に触れようとすると生物達は自分の身を守るために行動します(防衛本能)
身を守るために噛んでくる生物も居れば毒針を刺す生物もいます。
怖いイメージ代表と言えば「サメ」でしょう。
しかし、サメは臆病な生き物です。
意図的に人間狙って襲ってくる事はありません。バディ達と共に行動し、集団でいれば襲ってくる事はまず無いでしょう。
サメが人を噛むのも防衛本能の1つです。
サメに襲われた事例はごく僅かにありますが、ちょっかいを出したり、不用意に近付いてしまったのが原因です。
映画などで「サメは怖い生き物」とイメージしている方が多いと思いますが、正しく付き合えばカッコよく、迫力のある生き物に見えてくると思います。
海洋生物事故の事例は不用意に生物に近づいたり、触れたり、完全管理が出来ていなかった事による事故が多いです。
海にとって私たちは異世界から来た宇宙人です。
海にお邪魔している身として、海のルールを守りながらダイビングをする事が大切です。
まとめ:安全の上に楽しさがある
今回はダイビングの危険性について触れていきました。ダイビングを語るには楽しさだけでなく、安全い行うためのルール、海の危険性についても語らなければいけないと思います。
私は、安全の上に楽しさがあると考えています。
ライセンス取得コースで最初に行うトラブルへの対処は基本であり最も大切な事です。
最低限の安全に関する知識、技術を身に付け楽しくダイビングして行きましょう!
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